第6回名誉棋聖藤沢秀行書展(平成20年12月10日〜16日)
平成20年12月10日〜16日まで銀座松坂屋別館4階画廊にて第6回名誉棋聖藤沢秀行書展が開催されました。そのときの模様を写真でお伝え致します。
今年、八十三になりました。
明ければもうじき八十四歳。七回目の年男です。
何度も死にかけながら、まだ生きています。
もういいだろう、という気持ちにもなるのですが、
閻魔様から相変わらず嫌われているようです。
何事も一期一会と思って参りました。
例えば、過去に同じ碁はひとつとしてありません。
その一手は、二度とない、一度だけの一手なのです。
今回の書展で皆様に御高覧いただけること誠に有り
難い限りです。この出会いもただ一度。
いつまでたってもヘボな書ですが、皆様は何を感じて
下さるでしょうか。
渾身の思いを込めて書いた「一期一会」の大作が
第6回個展の大きな柱になっています。
【記・藤沢秀行 第6回名誉棋聖藤沢秀行書展のパンフレットより一部引用】