鎌倉彫の第一人者・小園俊樹さんと吉田寅義の合作完成!

 鎌倉彫伝統工芸士・小園俊樹(おぞの としき)と吉田寅義の合作金箔の碁盤が完成しました。囲碁関連以外の伝統工芸士の方とのコラボレーションは初めての試み。これが処女作になります。このような作品を今後もいくつか作っていく予定です。そして2回目はもっといいものを、3回目は更にいいものをと考えています。次回作は将棋盤で作る予定です。今回作った感じでは、脚の部分の色がとてもいいので、今度は盤の側面にも取り入れて見ようと思います。もしオーダーメイドしたいという希望があれば、できるだけ希望に添えるような形のものを対応できればと思いますので、ご連絡いただければと思います。製作に時間が掛かり手間の掛かる作業なものですから、製作は四寸以下と考えています。(吉田寅義)

鎌倉彫の金箔の碁盤全体
碁盤を見る角度によって見え方が異なります
碁盤を見る角度によって色の見え方が異なります
鎌倉彫の金箔の碁盤の脚
天面は綺麗な柾
製作前の天面。無傷の天柾から製作しました
鎌倉彫を製作する前の天面。無傷の天柾の碁盤を使用しています。
製作前の底面
底面

 小園俊樹さんのブログにて「かなりの枚数の金箔を密閉した部屋で呼吸を止め1枚1枚慎重に箔を置いていく。多少しわが出る鎌倉独特の堆金塗り・・・」と製作話が紹介されています。ホームページ鎌倉彫伝統工芸士・小園敏樹の公式サイトがありますのでご覧になってください。

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